「睡魔」との向き合い方について | 東進ハイスクール 成城学園前駅校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2023年 4月 20日 「睡魔」との向き合い方について

みなさん勉強お疲れ様です!担任助手二年の飯野です。

さて、今回は勉強とは切っても切れない関係にある、「睡魔」との向き合い方について提案していこうと思います。あくまで僕の経験談でしかないので、一般性を持たないことに留意してください。
 
睡魔が襲ってきたときに取る行動としては、基本的に『寝る』『抗う』の2つが挙げられると思います。明らかに寝てはいけない模試や集会の時は流石に抗うしかありませんが、自習や受講をしている時には岐路に立たされます。なんとなく小学生のときから言われてきた、「勉強中に寝てはいけない!」という意識がある一方で、「影響があるのは自分だけだから寝てしまおう!」という考え方もできなくはないですよね。理性本能のどちらに従えばよいのでしょうか。
 
結論として、僕は寝ていました。学校があった日は帰りの電車で寝て校舎に行くことができたので、登校してから寝ることは少なかったのですが、夏休みや休日等、寝るのにちょうど良い時間がない日は眠くなったらすぐ寝ていました。起こされることもしばしばありましたが、それでも眠くなったら机に突っ伏していました。それほどまでに「仮眠」という行為は効果的です。
 
しかし、無計画な仮眠をとってしまうと、睡魔に完全敗北し、ずっと眠い状態が続いてしまいます。そのため、ある程度は自分を律して寝ないと、睡魔に抗ったときよりも勉強の効率は下がります
そこでお勧めしたいのが「15分のアラームがついている睡眠用BGMを聞きながらの仮眠」です。これを実行すれば、少なくともその後4時間ほどは眠くなることはなくなります。仮眠をとることで、自習中は当然のこと、受講中であっても一時停止をして寝たほうが効果的に受講をすることができます。結局勉強するのには脳を使うわけですから、その脳が「眠い」という意識で占領されてしまっていては出来るインプット・アウトプットもできなくなるのは当然です。その状態で勉強をしてしまい何度も同じ個所を見返すことになった、という経験はだれしもあるのではないでしょうか。それがたった15分の仮眠で大幅に改善できるというのは、短期的にも長期的にも見ても、コスパがよいのは火を見ても明らかであると思います。
 
実際に調べてみると、この「15分」というのがミソらしく、30分だと今度は脳が本格的に睡眠モードになってしまって眠気は取れないそうです。一番効果があるのは午後3時までであるらしく、これは実際に眠くなることが多いのは昼食後であることから納得いく人も多いのではないでしょうか。ちなみに仮眠をとる前にカフェインを摂取しておくと、寝て起きたときにちょうどカフェインが効き始め、一番よい目覚めを得ることができるらしいです。
 
以上、睡魔との向き合い方でした。しかしながら、基本的に校舎では寝てる人は起こしてしまいます。そのため、仮眠をとっている際はその旨を紙に書いて傍らに置いておく等のアピールをしてくれると助かります。睡魔と上手く付き合って、効率的に志望校合格を目指しましょう!(もし機会があれば次回は「ゾーン」について話したいと思います。お楽しみに)