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2020年 4月 11日 今こそ長期休暇の勉強を

こんにちは、東京大学教養学部文科三類2年の釜田です。

緊急事態宣言が出されて東進成城学園前駅北口校でも5月6日まで登校できなくなりました。

勉強場所は減ってしまいますが、学校がない今だからこそできる勉強はたくさんあります。いや、むしろ気づいている人はこの全国一斉休校の4月こそが最も重要な勝負の場だと気付いていることでしょう。

どういうことか、それはつまり今こそ「夏休み的勉強」をせねばならないということです。例年の受験スケジュールにおいて、多くの受験生は夏前まで部活があり、「天王山」と例えられるように、夏から受験勉強レースが始まります。そこでどれだけ基礎力を積み上げ、演習をこなすか、そういった戦いです。しかし、今年はコロナの為に夏期休暇が短縮される高校も多いでしょう。すると、例年の勉強スケジュールをなぞるあり方では勉強時間を十分に確保できないのです。一方で今からこのコロナ自粛休暇を利用して夏のごとく(夏休みの理想的な勉強時間は15時間です)勉強を進めている人は、夏に<インプット型>の基礎勉強のための時間を割くことなく、<アウトプット型>の演習を進め、過去問をそつなくこなす実践力を涵養することができるます

ですから端的に言って、勝負の付く場という意味で、今は受験生にとって「」であるべきであり、この不本意な休暇は隠れた「天王山」なのです。まだ勉強の習慣が確立していない人もいるかもしれませんが、それはいずれ身につけねばならぬものです。むしろ今その習慣を身につけることができるのは好機ととらえるべきです。

例年の夏であれば塾講師にチューター、高校の教師、あるいは親御さんにいたるまで様々な大人たちが口をそろえて勉強しなさいと言うことでしょう、そのために、夏の勉強が不十分だったと自覚のある人は強く後悔するはずです。しかし、この社会の疲弊する中で口を酸っぱくして勉強を促す人は少ないかもしれません、この長すぎる春休みに勉強量の足りていない人はそれを反省し悔いることもできないのかもしれません。今春の勉強量は皆さんが思っているより大きな差を生みます。

やるべきことは大量にあります。単語、熟語、リスニング、構文、英作文、古文単語、古文文法、数学の公式、典型題……、少しでも基礎力を身に着けて、夏から過去問演習に入れるように勉強してください。

このブログを読んで下さった方がこのブログを参考にして、他の受験生をリードした勉強ができたら嬉しいです。