共通テストの勉強法~文系編~ | 東進ハイスクール 成城学園前駅校 大学受験の予備校・塾|東京都

東進ハイスクール 成城学園前駅北口校 » ブログ » 共通テストの勉強法~文系編~

ブログ

2022年 5月 31日 共通テストの勉強法~文系編~

こんにちは!担任助手1年の森田です!

今回は「共通テストの勉強法」第二弾ということで、文系の方向けにお話ししていきます!

 
英語
リーディング:とにかく問題形式に慣れること!共テはセンターとは違い、ひねった問題が多いです。何度も過去問を解いて慣れましょう!(私は夏から始めました)次に、速読の練習。共テの特徴二つ目は、語数が多いことです。ただ速読のためには知識がついていなければなりません。今の時期は受験生なら知識の最終定着といったところでしょうか、、。まだできてないよという方は単語帳進めてください。もう一つ速読技術を上げるポイントは音読です!!音読することで自分がどこにつまづくのか見えてきます。苦手な単語の発見もできますし、構文もわかるようになります。意味もわからず発音するのはもってのほか、それは音読ではありません。意味を理解しながら、頭で日本語に自動的に置き換えながら音読しましょう。確実に点数アップにつながりますし、リスニング対策にもなります。音読するものは何でもいいです。やる気が出ない時は会話文や小説などの音読をしてみてもいいと思います。着替えながらや、髪を乾かしながらも活用して家の隙間時間をあてて私はやっていました。
 
リスニング:聞くこと、音読することは当たり前ですが当たり前ですが聞くことと音読することです。シャドーイングを知っていますか?聞こえてきた音声のすぐ後を追って同じ音声を発音するという英語の勉強法です。通訳者も練習として取り入れているほど効果が期待できると有名な勉強法です。リスニングは集中力が大きな鍵を握りますが、それも鍛えられます。ぜひ試してみてください。
 
 
国語
現代文 毎日現代文対策などはしていませんでした。ただ、知識の定着をもっと大事にしておけばよかったという後悔はあります。ですので私のお勧めは、今のうちから週1程度でいいので漢字や現代文単語を進めること。私は学校の試験範囲になっているところを試験の前にやるだけで終わってしまっていて、直前の11月ごろから定期的に知識の詰め込みをするようになりました。今のうちから継続することが大事だと思います。みんなが点数をとれる分、落としたらそれだけダメージが大きく、合皮に影響します。共通テストだけでなく私大も(の方が?)重要になってきます。
 
 
古文 知識をつめることが1番重要です。1問目、下線部の意味の選択問題、は単語の意味の違いなどで構成されています。なので、文脈がわからずとも知識で解ける問題がいくつか存在します。ただ単に単語の意味をつめるのではなく、同じ単語でも複数の意味が存在します。それぞれの違いが分かることも大切なポイントです。私が使っていた学校で配布された「古文単語315」はイラストもあり覚えやすく、意味も複数載っていますが、それでも単語帳に載ってない単語が出てきます。セルフで単語帳をさらに作成するのも一つの手です。単語だけでなく、助動詞や副詞も選択肢の違いとして出てきます。「べし」という助動詞にも6つの意味がありますよね。そういうところを押さえて勉強するのがいいと思います。
 
漢文 こちらも知識が重要です。重要漢字の意味などは確実に押さえておくこと。漢字1文字の意味がわからなければ解けない問題が共テにはあります。あとは、再読文字や強調表現などの句形もマストです。今やるべき勉強はこれら知識をしっかりと押さえることです。
 
古文は後回しになりがちな教科ですが、その分得点がとれるかに差がつく教科です。夏前に知識を確実におさえることを目標にしてください。もうできているという方は実際の文章で練習を積んでください。
 
 
社会
歴史:私は日本史選択だったので、日本史について説明します。言うまでもないですが、暗記は必ずやってください。といっても、範囲が多いしまだ全部習いきってないし、どこから暗記に手をつければいいのかわからないという方もいると思います。私は過去に習った範囲の2つを選択し、それぞれ「○日までにここまで覚える」と設定してやっていました。それでも、現在進行形で授業で習っている範囲も大事なので、授業が始まる前に前回こ授業で習ったところを振り返っていました。そして試験や模試の前に最近習った範囲も本腰を出して覚える、というやり方をしていました。ちなみに、夏までは学校の授業で使っているノートを使って覚えていました。先生の発言や、気になったことを授業中にメモしていたので、それだけやる気が出ますし授業の様子が鮮明に思い出されて覚えやすかったからです。しかし、ノートだけではやはり足りないと感じ、夏以降は一問一答に切り替えました。一問一答には合う、合わないがあると思いますが、あれほど情報が詰められている暗記参考書はないと思います。自分で知らない単語をノートに書き足すより遥かに楽です。入試会場は一問一答を持っている人が多かったですが、私物の分厚いノートを持ち込んでいる人もよく見られました。自分に合う暗記の仕方を探してみてください。
あとは、教科書に載っているグラフや地図は確認してください。資料集を全部確認するのは大変だと思いますが、せめて教科書は全高校共通のものなので、全部に目を通しておくべきだと思います。