夏に思うように勉強できなかった人へ(受験生向け) | 東進ハイスクール 成城学園前駅校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2022年 9月 14日 夏に思うように勉強できなかった人へ(受験生向け)

こんにちは!担任助手4年の飯守です

9月になっても、まだまだ暑い日が続きますね、、

みなさんは学校も再開したと思いますが、勉強の調子はいかがでしょうか。

夏休みとは生活のリズムが変わっているため、少し戸惑っている人もいるのではないでしょうか。

私は受験生の9月に、学校が再開すると「自習の時間が足りない!」と焦りました。使える時間を一度しっかり整理してみて、学習のリズムを作っていきましょう。

 

さて、本日は受験生のみなさんに向けたお話です。中でも、「夏に思うように勉強が進まなかった人」に向けたお話をします。

夏休み、いかがだったでしょうか。事前にさまざまな計画を立てたと思います。「いついつまでにこの問題集を終わらせる」だったり、「この教科は夏のうちに固めておきたい」などなど…

しかし、それらが完全にうまくいったという人は少ないのではないでしょうか。事前の計画以上のことができる人なんてほとんどいないように感じます。さらには「集中が続かなくて、そもそもあまり勉強時間を確保できていない」なんて人もいるのではないでしょうか。

ここではそんなもどかしい思いを抱えている受験生の皆さんに、私なりのアドバイスをいくつか送りたいと思います。

①計画通りに進むことなんてない、その代わり…

みなさんが学習の際に立てる計画は、なかなか思い通りには達成できないものです。急な予定が入ったり、一つの分野にてこずってしまったり、さまざまな阻害要因があるかと思います。こればっかりは仕方ありません。「目標達成できなかった」ことをずっと悔やんでも仕方ないのです。

その代わり、「計画を常に更新し続け、課題を自分に課し続けることはとても重要です。達成できなかったのならその原因を特定し、計画を修正する。そして「今日、今からやらなければいけないこと」が頭のなかでクリアにイメージできる状態を保ちましょう。「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」となって焦りがちですが、計画はなるべくシンプルにして、自分の体力と相談しながら学習を進めましょう。時には休息を取ることも極めて重要です。

②結果は後からついてくる

学習の効果は、きまって遅れてついてきます。受験生のこの時期は「思うように勉強できなかった、、模試の結果も思うように行かない、、」と暗くなりがちです。「模試や過去問」で結果を出すということに囚われすぎ、本質的な学習ができていない人も多いように感じます。

一度、「結果を出すこと」よりも、「本番の試験で求められている力はなんだ?」というところを整理してみることをおすすめします。E判定から受かった人などたくさんいます。本番にさえ間に合えば、過程はどんな急坂でもよいのです。「本当に必要な力」を追求し続ける学習を心がけましょう。そこでの努力の成果は、後から、必ず現れます。

私自身は、夏休みはなかなかうまく進まなかったと感じています。しかしそれをひきづることなく、秋以降「必要なこと」を整理して取り組み続けた結果、だんだんと力がついていきました。

後ろを振り向きすぎることなく、目の前のやるべきことに集中し、猛然と努力する。時には息抜きをして、集中を維持する。これが大学受験という試練を乗り越えるための唯一の道です。

長くなりましたが、本日はここまでです。

受験まではたった数ヶ月、焦る気持ちもあるかも知れません。しかし受験を終え、その後送るであろう楽しい生活を意識すれば、この数ヶ月を乗り越えられるはずです。最後まで諦めることなく、がんばりましょう!