定期テストの対策法② | 東進ハイスクール 成城学園前駅校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2021年 5月 22日 定期テストの対策法②

こんにちは、担任助手1年の乾です!

 

今回は皆さんの多くが苦労している、学校の定期テストの勉強と受験勉強の両立の仕方についてお話していこうと思います。

 

特に受験生の皆さんは学校の定期テストに重きを置くべきなのか、受験勉強を重視すべきなのか、とても悩んでいると思います。実際に私もどれくらいの時間を定期テストのために割くべきなのか悩んでいました。正直な話、私が通っていた高校は受験向けの授業を行ってはいなかったので、私は受験勉強に重きを置いていましたが、学校のテスト勉強が実際に受験に生きたこともありました。学校の授業とテスト勉強のメリットは主に3つあります。

 

一つ目は、学校は基礎的なことから丁寧に教えてくれるということです。受験勉強ではどうしてもより難しい問題に挑戦したくなってしまい、基礎がおざなりになっていきます。しかし受験で最も大切なことは完璧に基礎を理解し、定着させることです。せっかくやるテスト勉強なので、先生の説明から得られる知識は吸収しましょう!

 

二つ目は、問題演習を行えるということです。今はインプットメインの学習が続いているという方が多いと思いますが、定期テストはインプットもアウトプットも行える貴重な機会ともいえます。テスト勉強では必然的に問題演習をすることになります。一夜漬けでテストの範囲を覚えても実際の受験では生かすことはできません。貴重なアウトプットの機会を大切にしてくださいね!

 

三つ目は、学校の授業は全範囲をさらってくれるということです。特に受験生はこれから志望校の傾向に合わせた学習を進めていくと思うので、その志望校の出題頻度が高いところを重点的に勉強しますが、そうなると出題頻度が低い範囲はどうしても手薄になります。たとえばその出題頻度が低い範囲がたまたま今年度の受験に出題されてしまったら、対策をしていないのでその問題は解けないかもしれません。受験は1点にも満たない差で合否が分かれます。そこで手薄になる範囲を補ってくれるのが学校の授業です。学校は全範囲学習をさせてくれるので結果的に志望校対策や併願校対策、さらには共通テスト対策にもつながります。

 

なにかと面倒な定期テストですが、意外とメリットもあるので自分の受験に使用する科目は一生懸命勉強することをおすすめします!

 

かといって受講や高速基礎マスターがおろそかになるのはよくありません。学校のことは学校のこと、受験勉強は受験勉強でしっかり切り替えることが大切です。そのためにできるだけテスト期間も登校しましょう!いい気分転換になるはずです。定期テストと受験勉強の両立は難しいですが、どちらも切り替えながらやれば必ず力になるはずです!

 

梅雨の時期に入り、不安定な天候が続いていますが体調に気を付けて頑張りましょう!!