模試の復習② | 東進ハイスクール 成城学園前駅校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2021年 10月 9日 模試の復習②

こんにちは!昨日に引き続き、担任助手1年の小谷です。

昨日のブログでお話した通り、今日は模試の復習の方法についてお話していきたいと思います。

 

模試を受験後、皆さんのもとには成績帳票が返却されるので、

①   まずは帳票に書かれたAIの分析を見て、自分のできた分野とできなかった分野、特に他の人はできて自分はできなかった分野を確認しましょう。これらの分野は、自分の武器になりうる分野と弱点です。

②   次に、できなかった分野についてできなかった理由を探りましょう。未習範囲だったのか、理解が不十分だったり間違って理解していたのか、問題の意味を正しく理解できていなかったのか、、、共通テスト型ならマークミス、記述型なら表現不適切や誤字の可能性もあります。原因を見極め、それを克服することが大事です

③   間違えた原因がわかったら、解説を読んだり問題を解きなおしたりして、弱点潰しをしましょう次この問題に出会ったら必ず正解できるようにすることを意識しましょう

④   加えて、余裕があればできた問題に関してもその理由を分析できるとより良いです。きちんと解法を理解しての正解であれば何の問題もありませんが、たまたま正解したのならその問題は次回も必ず正解できるとは限らないので、解法を確認したほうがいいでしょう。とはいえ、あまり余裕が無いとここまで手が回らないかも、、、

 

何度も言うようですが、自分の弱点を確認し、それをつぶすこと。これが模試の復習の目的です。ですから、ただ全ての問題を解きなおして前回から点数が上がるか確認することは復習ではありません。(昔の私はこれが復習だと思ってました、、)

上記で紹介した復習方法が唯一絶対の解ではないので、自分にとっての最適法を皆さんも見つけてみてください!

 

 

また、いくら復習が大事とはいえ、それにばっかり時間を割くわけにもいきません。私は国公立受験で科目数が多かったこともあり、効率も考えて復習しないと到底時間が足りませんでした。理解ができている問題の復習は軽めに済ませたり時間を決めて取り組んだりとメリハリをつけることも大事だと思います。

 

 

私自身、高1の9月から東進に入学し受験を終えるまでに20回以上の模試を受けました。しかし、お恥ずかしながらきちんと復習をしたのは高3の夏からでした、、、

それまでは忙しさを言い訳に復習を面倒くさがってやらずにいましたが、高3になってそうも言ってられず、ようやく模試の復習を始めました。そうすると、自分の得意・不得意が明確になり、自分が間違える理由も理解できました。その結果、自分の間違いポイントに注意しながら解けるようになり、同じところでばかり間違うことが減りました。暗記科目はできなかったところから優先して暗記するようにして、効率的に勉強をすすめられました。模試の点数も安定して高得点がとれるようになり、万年50点台だった数IAは10点ほど点数が上がりました。(なぜもっと早くからやらなかったのか、、、)

皆さんにはぜひ早いうちから復習する習慣を付け、効率的に学力をアップさせていってほしいです!

 

11/7には第2回全国統一高校生テストがあります。この模試を受験する方もそうでない方も、皆さん次回の模試からは必ず復習をしてくださいね!

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。今日も頑張っていきましょう!