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2020年 7月 16日 過去問を正しく活用するために

こんにちは、担任助手2年の田中直樹です!

このところなんだか急に気温が下がって体温調節が難しいですね…

体調管理、変わらず徹底していきましょう!

 

本日は受験生の皆さんに向けたお話になります!

受験生の皆さん、過去問演習は始められていますか?まだ受講が残っていて始められない…という方は、早めに受講を片づけながら大問別演習などを活用して少しずつ本番形式の問題に慣れていきましょう!

 

もう過去問演習を始めている皆さん、素晴らしいです!この時期から過去問なんて使って勉強している受験生なんて東進生ぐらいですから、自信を持ってください!しかし、過去問を正しく活用できているでしょうか?

過去問はただ問題を試しに解いているだけではなく過去問を使って本番形式の問題の点数を上げるためにやっているものです。間違えた問題に関してはなぜ間違えたのか、次間違えないようにするにはどんな勉強をすればいいのか、きちんと振り返りをしないと解いていないのと大差ありません!

間違えた問題に関して自分の間違いを認めてきちんと向き合い修正しようという謙虚さ次間違えないための知識や解法、考え方などを取り込んで自分のものにする吸収力、この2つが過去問演習を進めるうえでの鍵になります!過去問は10年分しかありませんから、一つ一つの過去問を大切にしましょう!

 

そして、共通テスト対策がある程度進んだ方は、もう7月中に第一志望校の過去問にもトライしみてほしいのです。

おそらく皆さんが声をそろえて「無理です」と言うであろうことは予想がつきます。7月に二次試験・私大一般入試の問題なんて怖くないはずがありません。僕自身始めたのは9月、科目によっては10月あたりですが、それでも怖かったし太刀打ちできなかった記憶がありません。

 

でも、それでいいんです。太刀打ちできないことはわかっています。問題のレベルや形式、分量などが共通テストとは桁違いですから、この時期から解けるなんてそんなことがあるならむしろ志望校のレベルを上げて欲しいくらいです。

なぜそんな嫌がらせのようなことをさせるのか、それは大学ごとの問題は共通テスト以上に問題の傾向をつかむことが大切になるからです

今年はどの高校でも夏休みが短くなることが予想されます。皆さんには、ひたすらガツガツ受験勉強に集中するための最高の環境である夏休みという時間が用意されていないわけです。

だからこそ、皆さんには自分が最終的に身に着けなければいけない能力、必要になる知識を今のうちに把握しておいてほしいのです。ゴールを決めておいて、そこにむけてひたすら必要な勉強をやるだけ、という状態を早めにつくっておいてほしいわけです。

皆さんの本格的な志望校対策は志望校の過去問10年分解き終えてから始まるわけですが、これについてはまた明日詳しくお話しします。

難しい・点がとれないとわかっている問題を解くことほど恐ろしく嫌なことはないと思います。それは私たちもわかっています。しかし、挑戦することは得体のしれないものへの恐怖から逃れる術になります

怖がらず、「いつか必ず乗り越えてやる」という強い気持ちを持って二次試験や一般入試の問題にも果敢に挑んでみてほしいと思います。

私たちは、皆さんの勇敢な挑戦を全力で応援します。