ブログ | 東進ハイスクール 成城学園前駅校 大学受験の予備校・塾|東京都 - Part 2

ブログ 2022年10月の記事一覧

2022年 10月 26日 帰宅後勉強できてますか?

みなさんこんにちは!担任助手1年杖野久保です!

秋だと思いきやもう冬の気温となってしまいました。体調管理できているでしょうか?

これから受験を迎えるみなさんも低学年の皆さんも、体調には気を遣って「勉強の秋」を過ごしましょう!

 

 

 

さて、今回話すのは「帰宅後における勉強」についてです!単刀直入に、みなさん帰宅後(学校帰りに東進に寄った後が理想笑)に勉強できているでしょうか?思うに、勉強できている方の方が少ないでしょう。実際にできている人がいれば素晴らしいです!(自分も毎日は現役時代できていなかったので、、、)

 

 

 

自宅で勉強が捗る人は校舎に来るより自宅受講の人が多いと思いますが、自宅で勉強できない人の方が多いのではないでしょうか?そんな人に向けて、自分なりの解決策を話したいと思います。是非聞いてもらえると嬉しいです!

 

 

 

解決策とは、「自分の目が届くor手が届く場所全てに勉強をおく」ということです。

例えば、トイレの壁に英語単語表を飾る枕元に世界史の一問一答などです。家の至る所に「勉強」を施すことで、勉強しないといけない罪悪感に駆られます笑そしたら勉強するしかないです!

最初の方は自分に甘えて勉強しない日もあると思います。けれども、いつも起きた時や寝る時にそれに目が行くと、凄い罪悪感に苛まれるでしょう。それで、勉強するしかなく、それがまた習慣化されていきます。

習慣とは凄いもので、一旦習慣化されるとそれが苦じゃなくなります!是非習慣化されるまで我慢して続けてみましょう!やり方は人それぞれなので、単語に限らず、枕元に数学1問を飾り1日一個変えながら解く、でも全然効果があると思うので、是非行動に移してみましょう!行動しなければ意味がないので、思いついた瞬間にやってみるのが一番です!

 

 

いかがでしょうか?自分はこのような方法で帰宅後勉強せざるを得ない状況を作っていました笑

是非興味が湧いたなら行動しましょう!

最後に、前述した通り、この時期は体調に変化が訪れやすい時期なので、バランスの良い食事と十分な睡眠は心がけましょう!!

2022年 10月 25日 受講を終わらせよう!

 
こんにちは、担任助手1年の菱沼です!最近一気に冬めいてきて、とても寒いですね〜
私は今日、もこもこのボアジャケットを着て外に出ました笑
 
 
今日は、受験生向けというより高校2年生以下、つまり低学年の方向けにブログを書こうと思います!
 
 
さて、低学年の皆さん、受講は順調に進んでいるでしょうか?
 
 
高校2年生の中には、本格的に受験を意識し始めた人もいるかと思います。
 
 
一方で、まだまだ部活も続くし受験生という意識を持ちにくい高2生、もしくは高校1年生以下の生徒も多いと思います。
 
 
しかし、学年に関わらず低学年の皆さんに取って重要なイベントが、これから2つあります!
 
 
1つは、11/6に行われる全国統一高校生テストです!!
 
 
これは東進生以外・受験生以外多く受験する共通テスト型の模試なので、同学年のライバルと比較して自分がどのレベルにいるのかいつもより詳細に知ることができます。
 
 
もう1つは、1月にある同日体験受験です!!
 
 
低学年の皆さんは、1年後の同じ日にどれくらいのレベルにいれば良いのかを意識することになるでしょう。
 
 
受講の話をしていたのに急に模試の話に行ってしまいました。
 
 
なぜ上記の話をしたかといえば、こうした学力をアウトプットする場面で自分の実力を発揮するためには、インプットをそれよりも前に修了していなければならないからです!!
 
 
受講はインプットが主体です。
 
 
自分のインプットした知識を適切にアウトプットするには、時間がかかるのです。
 
 
つまり、大事な模試の直前に慌てて受講を終わらせても結果はついてこないのです。
 
 
まずは11月の全統模試で自分の現状を知り、11月末までに今残っている受講を終わらせれば、同日体験で伸びを実感できるでしょう。
 
 
そうした意味で、今は受講進めること、11月末受講修了を目指すことが重要なのです。
 
 
受講の際大切なことは、確認テストはSSにする!!です!
 
 
何回受験しても良いので、テスト一覧画面がSSで埋まっていることを自分の自信にして受講を進めてみてください!
 
 
大変長くなりましたが、受講11月末修了にこだわること。これが伝えたいことです!!
担任助手一同サポートしていきますので、頑張りましょう!

2022年 10月 24日 大学で勉強していること③

東進ハイスクール成城学園前駅北口校 担任助手4年の山田です!

あっという間に10月後半ですね〜。いよいよ本格的に寒くなってきましたね…!
体調管理には十分気をつけてください!!!

さて、今回のテーマは「大学で勉強していること」です!!!!!

7月頃に、大学学部紹介というブログを書きましたが、改めて説明すると
私は、法政大学情報科学部ディジタルメディア学科 に通っています。

情報科学部ではその名の通り情報工学を学んでいて、数学や物理だけでなく
みなさんが当たり前のように使っているネットワークの仕組みについて、コンピュータの中身であるハードウェアの知識やそれらを動かすソフトウェアの知識などを勉強します!

さらに、アルゴリズムやプログラミング、機械学習、コンピュータグラフィックスといったあまり聞き馴染みのない分野についても勉強していきます!

その中で今回は アルゴリズムについて ご紹介します!!!!

アルゴリズムとは「何かしらの問題を解くための手順」のことです。難しいことを書いてますが、皆さん普段の生活で無意識にアルゴリズムを考えながら生活していると思います!

例えば、時間の計算。10時10分から15分を引くと10時-5分 とはなりませんよね。
このとき、「分がマイナスになるときは時を-1して、分は60から引く」ということを頭の中で計算すると思います。これがアルゴリズムです!!!!
※ 10-1=9で9時となり、60-5=55で55分。だから10時10分から15分を引くと9時55分となります

他にも、みなさんが普段している勉強のスケジュールも、アルゴリズムの一つです!
◯時になったら数学をやる、◯ページ進めたら休憩する、◯点取れたら…. などなど

もちろん、プログラミングではアルゴリズムが非常に重要なものになってきます。
もしある値が正だったら処理Aを実行する、負だったら処理Bを実行する などを考えながらプログラミングしていきます。

多くの人が使っている地図アプリでは、現在地から目的地までの最短ルートをアルゴリズムによって計算して表示しています!

このようにアルゴリズムというものは、プログラミングでよく使いますが、日常生活でも大いに役立ちます!
この考え方を鍛えておくと、物事を論理的に考えることが出来るので様々な場面で役立つと思います。

情報工学を学ぶ大学学部では、このように今の社会で使われているサービスの中身、仕組みについて詳しく学ぶことが出来ます!!!

ぜひ皆さんも、興味のある分野を見つけて、勉強もモチベーションにつなげてほしいです!

2022年 10月 22日 大学で勉強していること②

こんにちは!担任助手4年の飯守です! 10月に入り、だいぶ涼しくなってきましたね。季節の変わり目は体調を崩しやすいので、暖かい服装をしたり、お風呂に入ってリラックスするなど、体調管理には気をつけましょう! さて本日は、私が大学にて学んでいることについてお話しします! 私は現在、慶應義塾大学の法学部法律学科というところに4年生として所属しています。 法学部には法律学科と政治学科の2種類があり、法律学科はその名の通り法律について学びます。法律系の学科というと、法律ばっかりやらされて、厳しいのでは?というイメージを持たれがちですが、案外自由に、多様な科目を学ぶことができます。私がこの4年間でどんな科目を学んできたのか、いくつかに分けてご紹介します。 ①法律系の科目 1年生の時には、基礎的な法律学の知識の導入、また法律の根幹とも言える憲法・民法・刑法などを必修で履修します。私は法律への漠然とした興味関心からこの学部を選んだので、法律の事前知識はほぼ皆無でした。最初はとっつきづらい用語などに悪戦苦闘しましたが、だんだんと法律への「考え方」が養われ、理解するスピードが早まったように感じます。 2年生の時には、民法などのさらに詳しい部分や、民事訴訟法・刑事訴訟法などを学びました。特に刑事訴訟法などはニュースで見たことのあるような事例に当てはめたりすることができるので、かなり楽しく学ぶことができました。「ニュースで出ていた事件の仕組みってこうなってたんだ!」と、今まで知らなかった部分の知識が増えていくのはとても楽しいです! また3年生・4年生になると、かなり細かい法律や、海外の法律学などに触れることができます。法律学は奥がとても深く、一見とっつきづらいように見えますが、全体像が見えてきた時の爽快感はかなり良いものです。 ②一般教養科目 特に1・2年生の期間に、法律学に絞られず多様な科目を学ぶことができます。英語、第2外国語(私はドイツ語でした)に加え、文学、歴史、理科系の科目など、さまざまな授業を取りました。 特に印象に残っている授業は、北朝鮮について学ぶ地域文化論の授業です。北朝鮮研究の第一人者の一人である先生の授業で、いままであまり知ることのなかった国の状況や政治の状況を知ることができました。 ③研究会(専門的科目) 3年生になると、多くの学生はいわゆるゼミ(研究会)に所属し、より専門的な内容を学びます。法律学科の学生は、憲法学や民法学などの法律系の研究室に所属することが多いのですが、私は法律学の細かい作用よりも、社会全体の仕組みなどを学びたいと考えるようになり、政治学科の「地域社会学」を学ぶ研究室に所属することにしました。 地域社会学とは、非常に幅広い社会学の中でも、特に「地域」に着目する学問です。地域といっても、いわゆる田舎などに限らず、都市や農村など、さまざまな単位に着目します。基本的な社会学の理論から、個別の事例を研究したり、社会調査の実習などを行なっています。 私は群馬県のある地域についての研究をおこなっていて、実際に現地に赴いてインタビュー調査を行ったりなどしています。 研究室の仲間と交流したりする時間も非常に楽しく、充実した日々を送ることができています! 長くなりましたが、以上で紹介を終わります。 ぜひみなさんも、「大学に入ったらこんなことを学んでみたい!」というのを想像してみてください!より具体的にイメージできれば、受験勉強のモチベーション向上にもつながるはずです!

2022年 10月 22日 大学で勉強していること

こんにちは、東進担任助手4年の釜田です。今日は、僕が大学で勉強していることについてお話ししたいと思います。僕が属しているのは「東京大学教養学部教養学科地域文化研究分科フランス研究コース」という非常に長大な名前の学科です。同期が少ないのでほぼ個人情報みたいなものですね。そこで何をやっているかというと「地域研究」です。英語だとArea Studies(エリア・スタディーズ)ですね。大まかな理解としては、ある国やある言語圏に属する人々の社会の歴史、政治、思想、経済、芸術、文学などを幅広く研究する、その国の人々の視点を理解することを目指す学問領域を指すのですが、「経済学」や「法学」みたいにはっきりしたディシプリンがあるわけではないので、研究者によって専門分野は様々です。ですから授業も、全てフランス語のテクストを読むことは変わらないのですが、読む内容は歴史に社会に哲学にと様々です。フランス語の力はおかげで結構高まり、自慢みたいで恐縮ですがこの前DELFというフランス政府公認の検定試験でB2という英検で言ったら準1級くらいのをとることができました。(めっちゃ点数ギリでしたが…)このまま勉強して来年か再来年にはフランスに留学したいなあと思っています。  さて、そんな僕の学科にも卒論提出の義務があります。なんと卒論はフランス語で書かなければならず、ひいひい言う毎日です。題材も自分で決めて、そのことに関して教授の意見を聞きながら自分で研究します。僕の場合はミシェル・フーコーという20世紀フランスの有名な哲学者について研究しています。多分倫理の教科書で見たことある人もいるのではないでしょうか?例えば「パノプティコン」の話とか有名ですよね。円形の刑務所で、真ん中に監視塔があり、それぞれの檻の窓から塔の中でだれがいつ見ているかわからないけど、塔からは受刑者が何をしているか丸見え、というジェレミー・ベンサムの考案した監獄の形態のことです。受刑者はいつ何時見られているかわからないので、下手なことができません。そうすると次第に監視の目が「内面化」して、悪いことをしないような方向へ矯正されていきます。わざわざムチを持った看守とかが叱らずとも、自動的に服従する、というわけです。そしてフーコーは18世紀から現在に至るまでの学校や病院、兵舎、工場、刑務所がこの「権力を内面化・自動化させる」性格を共有していると指摘するのです。  まあざっくりと例を出せば上のようなことを考えた哲学者なのですが、僕は彼が最晩年に取り上げた「真理」に関する議論に興味があり、卒論のテーマにしています。最近では「ポスト・トゥルース」とか「ファクトチェック」という言葉が流行しています。つまり、現代政治においては、もはや真理・真実が顧みられない。そしてそれに対抗するため逐一、情報の真偽を確かめようというわけです。なんだか堂々巡りの袋小路に陥りそうです。この考え方の前提になっているのは、どんな情報でもエビデンス=証拠と照らし合わせることで誰でも納得できる絶対的な真実が手に入り、その真実をもとに議論が成り立つという考え方です。しかし、フーコーによれば古代ギリシャにおいて真理とは現在と全く違う形態をとるものだったようです。「真理」という一見意味の明白な言葉でも、その形は常に一定というわけではない。フーコーの仕事の多くは、今私たちの社会で受け入れられているシステムや制度、分類、考え方が時代によって全く異なることを明らかにするものです。全てのものは今の状態が当たり前なのではなく、今の状態になるまでの歴史があるのです。そうすると現在の状況を自明視することができなくなります。しかし逆に言えば現在行き詰まっている問題を解決する、別の考え方を見つけるのにきっと役立つことでしょう。  フーコーはこんなことを言っています。  「哲学ーー哲学の活動、という意味でのーーが思索の思索自体への批判作業でないとすれば、今日、哲学とはいったい何であろう?自分がすでに知っていることを正当化するかわりに、別の方法で思索することが、いかに、どこまで可能であるかを知ろうとする企てに哲学が存立していないとすれば、哲学とは何であろう?」(新潮社『快楽の活用』p.16)  とても含蓄に富んだ言葉だと思います。ある意味、牽強付会ぎみに言うならば、大学での学問とは全てこういったものです。自分が既に知っている教科書的な事実を並べたり演習したり応用するだけではなく、そうではない可能性を考え続けること。高校生の皆さんも自分の興味のある分野で、こういった答えの無い探究ができると良いでしょう。今日のブログを読んだ方が将来の進路を決めるのに少しでも役立つ内容になっていれば幸いです。