ブログ
2025年 9月 18日 志望校別単元ジャンル演習ってなに? その効率的な進め方とは? Part1
こんにちは! 担任助手1年の堀江世那です。
9月から学校が始まり、そろそろ夏休み気分から解放されてきた時期だと思います。
さて、本日は同じく9月から始まった、志望校別単元ジャンル演習(通称:単ジャン)についてお話ししていきたいと思います!
拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
単ジャンとは、自分の苦手分野をAIが分析して作成してくれる自分だけの問題集です。
作成にあたる判断材料としては、今までの東進生の学習履歴と合格実績、生徒の志望校や模試の成績、過去問の正答率などの情報があり、第1志望校に受かるためにできなければならない単元やジャンルを出題してくれるものになっています。
余談ではありますが、僕は単ジャンで英語・世界史・数学を演習していました。
第1志望校は慶應義塾大学経済学部のb方式(英語、小論文、世界史)でしたが、そのように設定すると、数学を演習することができませんでした。
第2志望の学部では数学を使う上、数学が1番の苦手科目であったため、何としてでも数学を演習したい状況でした。
そのため、僕は第2志望校で単ジャンを登録しました。計112セットと、私文の中ではセット数がかなり多い方で、その大半が苦手科目であった数学だったのはよく覚えています。
ここからは単ジャンの効果的な進め方についてお話ししていきたいと思います。
単ジャンにおける重要なポイントは3つあります。
1. 必勝必達セットを完全修得しよう!
単ジャンは左上から右下にかけて、苦手なジャンルが優先的に並んでいます。そのため、原則的にはその順番に従って演習をし、必勝必達セットの完全修得を目指します。
「このジャンルは苦手だから、やりたくない!」「答案提出・記述問題が面倒くさい!」などの理由で問題を選り好んでいると、最大限の効果が期待できません。演習は原則的には提案されている順番でやることを心がけましょう!
その一方で、生徒の中には「必修必達セット、英語がたくさんありました!」というように、特定の科目が多いという僕と同じような状況の生徒も多々いると思います。
そうすると、その科目を重点的に演習するがあまり、他の科目の演習時間が減ることになってしまいます。苦手を克服するため、他の科目を犠牲にすることは仕方ありません。
しかし、ある程度の期間他の科目を演習しないと、逆に不安になることもあると思います。そのような時には、演習の順番を変えて、優先度が低い(より右下にある)科目に着手するのもいいと思います。これが例外の方法になります。
2.間違えた問題をそのまま放置しない!
皆さんは間違えた問題はどうしていますか?「あー不正解だった」で終わらせていないでしょうか?
大半の問題には解説がついています。間違えた問題はしっかりと解説を読んでみましょう。
間違えた問題に関しては、①解説を読んだりすれば、次は解けそうな問題 ②解説を読んでも、次は解けるか微妙な問題 ③解説を読んでもさっぱり分からず、次は解けそうにない問題に大きく分けられると思います。
②③に該当する問題に関しては解き直すことをおすすめします!
解き直す際には、1週間以上間隔を開けるようにした方が良いと思います。間違えてすぐ解き直すのも悪くはないですが、それでは短期的な記憶定着にしかつながらないですし、答えがわかっている状態で解いても意味がないからです。
長期的な記憶として定着させるためには、復習をすることがとても大切です。ただ解説を読めば良いというわけではありません。次に同じような問題に出会ったときに正解するために復習するということを心がけてください。記述の問題であれば、1回目よりも点数をもらえるようにすることが重要です。
具体的な復習方法に関しては、講座のテキストや自分の参考書の該当ページに戻るのが良いと思います。載ってない内容であれば、書き加えたり、自分だけのノートを作ってみるのも良いと思います。
あくまで参考程度ですが、僕は世界史に関しては間違えた問題や苦手な分野などをノートにまとめて、試験開始直前までそれを見返していました。
このノート作成は暗記科目に関しては特に効果を発揮すると思います。もしよろしければ、ぜひ皆さんも取り入れてみてください!
以上を持ちまして、Part1は終了とさせていただきます。
今回のブログを読んでいただき、ありがとうございました。
次回のブログは、9/19(金) 中井先生が担当します。
成城学園前駅校唯一、体育会に所属しており、毎朝4時に起きて朝練に行っている先生です。果たして彼はどんなことを語ってくれるのでしょうか?
僕も楽しみで仕方がありません。
お楽しみに!!






