11月の模試について | 東進ハイスクール 成城学園前駅校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2025年 10月 13日 11月の模試について

こんにちは!担任助手1年の大熊陽透です。

 

今日は受験生にとって大きなターニングポイントとなる11月2日の全国統一高校生テストの重要性についてお話ししようと思います。

 

1,11月模試がなぜ重要なのか

 

11月の全国統一高校生テストが受験生にとっては最も大切な模試であり、受験勉強の分岐点です。理由はその時期にあります。受験生が最も伸びる時期は入試の直前期ですが、その時期にどの範囲を復習するかを決める指標となるのが11月の模試なのです。私自身、11月の模試で英語の大問1〜4のケアレスミスが目立ったことと、世界史ではアフリカの現代史が壊滅的にできませんでした。そこで、冬休みは「第二次世界大戦以降の現代史の総復習+英語の長文の精読を心がけ勉強をしていました。結果12月の共通テスト本番レベル模試では世界史英語ともに点数を大きく上げることができました。12月の共通テスト本番レベル模試では本番まで対策する時間があまりないため、11月の全国統一高校生テストは冬の努力を成功に導くための設計図であり、夏休みから今までの自分の伸びを実感できる貴重な機会です。

 

2,模試までの過ごし方

 

 残りの模試も少なくなってきて、「点数を上げたいけど、何をしたらいいかわからない!」と大きなプレッシャーを抱えている受験生の皆さんもいることかと思います。ここでは模試までの時間でどのように勉強を進めていくのが良いかのアドバイスをしていこうと思います。

 

 まずは、新たな知識を入れておくことです。冬休みでは基本的に今までの総まとめの時間に当てるため、新しく勉強する時間はあまり取れません。「インプットが間に合わなかった!」ということのないよう年号や地理関係など、基本的かつ見落としやすい項目は今のうちに完璧にしておきましょう。

 

 次に単語、熟語の再確認です。大学受験の英語で最も大きい比重を占めているのは長文ですが、それを構成しているのは単語と熟語です。昨今の長文読解の問題では、速読と精読の両方が求められます。そのため、本文を極力ノンストップで読み切ることが必要になります。しかし、語彙が足りないと、そこで読解が詰まってしまい、最終的には時間不足に陥ってしまうため、単語、熟語の確認は念入りにやるようにしましょう。

 

東進生であれば、単元ジャンル演習や過去問演習で共通テストを解くことができると思います。そこで模試の前に一度全教科を時間通り本番形式でやってみることをおすすめします。ここで大事なのは点数ではなく、問題をざっと解いてみることで“問題のテンポ”を掴むことが目的です。特に英語の時間配分は速読力UPに直結します。

 

3,最後に

 

 ここまで模試の重要性と対策について話してきましたが、大事なのは点数や偏差値、判定ではなく、自分の苦手としているところに“気付き”自分の糧にすることです。わからないところこそ、自分の学力を伸ばすポイントです。結果に一喜一憂することなく、入試本番にわかる問題を一問でも増やせるよう着実に学習していきましょう。11月の模試をきっかけに、自分の課題を明確にして冬へ最高のスタートを切ろう!

 

次回は10月15日の「受講と共通テストの両立」について大平先生がお話しします!

 

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