履修ってなに? | 東進ハイスクール 成城学園前駅校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2023年 4月 25日 履修ってなに?

こんにちは!成城学園前駅校担任助手2年の菱沼です!
 
 
本日は、「履修ってなに?」というわけで、
大学の時間割制度について紹介しようと思います!
 
 
 
大学に入学すると、履修登録を行い、
自分で時間割を決めることになります。
多くの人は高校まで時間割が確定した状態で学校が始まるので、大学生になって大きく雰囲気が変わるところかなと思います!
 
 
 
そもそも履修とは、単位を修得するために必要な科目を学ぶことです。
この授業を今学期うけきり、最終課題を出せば単位が出る、というのが大学で採られているシステムです。
 
 
 
次に履修の流れです。
今学期(もしくは今年)取りたい授業にあたりをつける→履修申請する→1学期授業を受ける→最終課題を提出・試験を受験→成績がでる→得単!
 
 
大学の授業システムはこのような流れで必要な単位数を取り切れば、晴れて4年で卒業できる、というわけです!
一つ一つの授業に関する詳細な情報は、
「シラバス」というデータベースにすべて書かれていて、授業内容を見て「面白そう」と思ったものや、空きコマを作りたくないからこの時間に入れられる授業を探そう、などと取る授業を決めていきます。
 
 
 
 
こう書くと、「大学に入ると自分の興味のある授業だけ取っていけば良いのだな」と思う人がいるようです。実は注意しなければいけない点がいくつかあり、そこで世の大学生は頭を悩ませているんです!笑
 
 
 
 
1.必修がある!
 多くの大学・学部では、「1年次必修」など学年まで指定された必修科目が存在します。
学年指定のものは基本、その学年で取らなければならないので必修を落とせば留年、ということにもなりかねません。
よって、必修科目は優先して時間割に組み込んでいくわけですが、そうすると自分の興味のある授業と被っていて、後者を泣く泣く諦めるということが頻発します。
そちらは来年取れば良いか、と自分を説得することが多いのですが、そこで現れる障壁が、注意点2つ目です。
 
 
 
 
2.隔年開講など、特殊な授業がある!
 隔年開講とは、2年、もしくは3年に1度だけ先生がその授業をするというものです。
つまり、今年を逃せば次はもうない、という可能性があるのです。
客員教授や、非常勤の先生が行う授業は、来年まであるのか怪しいのはもちろん、大学所属の教授や先生は副学長や学部長など、様々な役職を兼任されていることが多く、忙しすぎるので隔年開講、という科目もあります。
 
 
 
かなりディープな話もしてしまいましたが、こういう注意点を勘案しつつ、全休(1コマも授業を取らない曜日)をつくりたいなどの自分の希望と、サークルの活動時間諸々を加味して、世の大学生は履修を組んでいます。
私の通っている大学は、2学期制を取っているので春休み終盤と、夏休み終盤は、こんなようなことを考えながら履修登録をしています。
 
 
 
 
大学1年生になったら、
入学式前後で必ずガイダンスがあるはずです。
そこで分厚い「履修ガイド」という冊子をもらうと思うので、それに従えば必修科目も分かるはずです!
履修計画をきちんと立ててると、3年までに必修は取り切って、4年で海外に行ったり、ボランティアに行ったり、好きなこともできちゃいます!
 
 
悩ましいことも多くある履修ですが、
こんなに自由度が高いのは大学生活だけかなと思うので、今これをみている高校生の皆さんはぜひ楽しみにしていてくださいね!