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2024年 8月 15日 休館日勉強できた?
こんにちは!担任助手1年の塚原です。
現在は慶應義塾大学の薬学部💊に通っており、物理化学や生化学、機能生理学などについて学んでいます。
11日から13日までの休館日が終わり、また朝から校舎で勉強することができるようになりました!夏休みにおける勉強時間の確保がどれほど重要かは、東進生のみなさんは既にご存知だと思います。その中で校舎での勉強ができない期間を与えられたこの三日間、みなさんは有意義に過ごすことができましたか?
まず受験生のみなさん、勉強する環境は変わっても引き続き過去問演習や苦手分野の補強に時間を割くことはできましたか?休館日だからといって勉強しないというようなことは受験生として言語道断です!毎日過去問に触れて大学特有の傾向を掴み、その大学に受かるためにはどの分野をどのようにどれくらい勉強すればいいのか、自分の中で解答を見つけることがこの夏休みの学習の大きな目標です。しかし、この休館日思うように勉強が進まなかった方もやはりいると思います。そのような人はここで気持ちを新たに切り替え、校舎に朝一番から登校し一日中勉強することで十分に遅れを取り返すことができます!”ここが最後のチャンス”だと思って下さい。ここで踏ん張れるかどうかで受験生としての結果が決まるといっても過言ではありません。
次に低学年のみなさん、受講やマスター、定石演習などは順調に進みましたか?十分に満足のいく勉強ができましたか?夏休みという長く自由な時間をどう活かすかはみなさん次第です!もちろん友人や家族と長期休みを満喫することも大切です。しかし、遊びすぎて勉強はおろそかになっていませんか?毎日勉強時間を確保できていますか?休館日が明け、また登校ができるようになるこのタイミングで今一度、夏休みの間どう過ごすべきか考え直し、自分自身のこれまでの勉強姿勢と向き合うことも大事だと思います。
全体を通して言えることは、休館日が明けて夏休みも後半に差し掛かってきたこのタイミングが、みなさんの勉強習慣を改善するための最大のチャンスだということです!ここで気合を入れ直し、全力を注ぐことでみなさんの夏休みは最高のものになるでしょう。そのために朝登校の徹底、毎日の勉強のルーティン化など、基礎的な部分を今後も継続していきましょう!
担任助手一同、心より応援しています!!
2024年 8月 8日 国語の勉強法!
こんにちは!一年担任助手の小澤です!現在、東京外国語大学言語文化学部中国語科に通っており、中国の言語を中心に文化や歴史、その他言語学などを学んでいます。
さて本日は、国語の勉強についてお話していきたいと思います!生徒の皆さんとお話ししていると、「国語ってどう勉強したらいいの?」「国語の勉強後回しにしてる…。」なんて声をよく耳にします。私自身も受験生時代、現代文がとにかく苦手で苦戦していたのを覚えています。国語って誰しもが避けて通れない重要な科目なんですよね。国語と一口に行っても、現代文、古文、漢文とアプローチの方法は違います。今回は、私の経験も交えながら勉強法をお話しできたらと思います!
現代文
現代文は演習と振り返りの繰り返しに尽きると思っています。現代文では、絶対に文章の中に答えがあります。演習するうえで、回答に至るプロセスに根拠が持てるように意識してやりましょう。振り返りのさえに重要なこともプロセスです。回答の正解・不正解よりも、なぜその解答に至ったのか客観的に問題に向き合えていたか見つめ直すのが大切です。記述問題はその延長線上にあると思っています。記述問題では、解答の根拠を見つける力を養うと同時に、それらのポイントを繋げられるような語彙力が必要です。語彙の力は日々の積み重ねで身についていくものだと思うので、知らない単語やいい表現はすぐに自分でも使ってみてものにしましょう。
古文
古文の要は単語です。英単語の1800~1900語に比べて、古文単語は300語ほどで十分だと言われています。1日30語でも10日で一周です。ただ、暗記において復習は何がなんでもやらなければならないので、翌日、翌々日の復習もお忘れなく!この夏で漏れの無い完璧な状態に持っていきましょう!!
漢文
漢文はとにかく句法を叩き込んでください。問題文を読みながら句法が輝いて見えるくらいまでになりましょう。漢字本来の意味を知識としてみにつけておくのも漢文を解くうえで重要です。重要語は必ず押さえておきましょう!!
古文漢文現代文に通じていえることは、演習量がものをいうということです。苦手だという意識がある子は特に、演習を通して自信をつけていきましょう!時間との勝負の」共通テストでは迷っている時間もあとを振り返っている時間もありません!バサッと切り替えて前に進む勇気を持てるように演習をやり尽くしましょう!
個人的イチオシは大問別演習です!かなりたくさん演習材料がそろっているので、ぜひぜひ活用してください!
頑張れ!!!
2024年 8月 5日 数学の道標
数学の道標
こんにちは、担任助手1年の中嶋です。早稲田大学基幹理工学部に通っています。大学ではまだ専門的なことは学んでおらず、理工系の素養(数学、物理、プログラミング)を主に学んでいます。
さて、理系受験生や国公立受験生にとって避けて通れないのが数学の勉強ですね。数学は英語と同様に配点が大きくなる傾向にある科目です。めちゃくちゃ大事なんです。では、その数学をいかに勉強していくかについて話していきたいと思います。
①ある程度は知識ゲー
極端なことをいえば数学は暗記科目。どれだけ多くの典型問題を自分の知識としてストックできるかにかかっていると言えます。実際、大学にもよりますが、数学の試験において応用力を求められるケースは多くなく、複雑な計算を正確に合わせる力や典型問題を解き切る力の方が大事になります。つまり、演習不足により知識の漏れがあると必ず痛い目に遭います。参考書や模試で解けなかった問題(悪問を除く)は解き直して、必ず自分のものにしてください。おそらく、最初に解けなかった問題は1回解き直したくらいじゃ習得できないでしょう。再び解き直すことで定着を図ってください。
②記述はかけなきゃ無意味(特に難関大学の数学)
数学において大事なのは、結果よりも過程です。論理的なプロセスを通じて導かれた結果でなければ、たとえ結果が合っていても意味がありません。そして、本番の試験ではあなたが出した結果がどのように得られたかを記述し、採点官に見せつけてやらないといけないのです。そのためには普段の勉強から手を動かして、まともな答案を作成する訓練をしなくてはなりません。数学の答案とは途中式を書けばいいというものではなく、日本語を織り交ぜなければそれはただの計算用紙にしかなりません。参考書の解説を見れば、正しい答案の書き方の例がそのまま書いてあるので、あとはひたすら手を動かすのみです。写経の精神です。
③求めた答えを吟味せよ
皆さんが苦労して手を動かした結果、ある解答が求められたとします。その答えが妥当であるかどうかをちゃんと確認していますか??たまに確率の問題を(1)から間違えている生徒を見て驚愕してしまいます。もちろん馬鹿にしているわけではなく、(1)の問題くらいなら書き出すこともできれば、nに具体値を代入して確認できるのに、なぜ吟味しないのかと、、、。変数に具体値を代入するなどの簡単なことから自分のミスには気づけるので、普段の演習からそういった意識を働かせることが大切です。
以上のことをまとめると、まずは網羅系参考書(チャート、Focus Gold)レベルを頭に叩き込んだ上で、2次試験レベルの典型問題は書いて書いてストックを増やすしか道はありません。
低学年の方は、今のうちにできるだけ学習を進めて高校2年生のうちに基礎を固めましょう。受験生の方は、この夏休みでとにかく演習量を重ねていきましょう。弱点の克服は今のうちです。
がんばれ!!!!!!
2024年 8月 3日 この夏、英語の勉強法!
こんにちは。担任助手1年の佐藤です。現在は東京大学文科一類に通っており、主に法や政治、フランス語を学んでいます。
東大をはじめとする難関大学では、英語の配点が非常に高い場合が多く、英語の成績が受験を左右すると言っても過言ではありません。そこで、受験にとって必須の、たこ焼きで言えばタコのように重要な英語を、いかにして勉強すればよいかについて、私なりの見解を述べたいと思います。それでは let’s begin。
①地道な勉強を怠らない
単語と文法は、英語の肺 lung と心臓 heart です。ここを疎かにしては、何も始まりません。Nothing starts. これらを身に付けるためには、単語帳や文法書による地道な日々の勉強が欠かせませんが、それらこそ英語の最も大切な部分なのです。逆に問いましょう。単語を分からずして、どのように英語を読むことが出来るでしょうか。文法を知らずして、どのように英作文を練り上げることが出来るでしょうか。東進生であれば、マスター1800の完修とメンテナンスは常識中の常識です。ここを当たり前にできるかどうかで全てが決まります。
②毎日触れる
英語の勉強は、しばしば「下りのエスカレーターを上る」ことにたとえられます。すなわち、上達はゆっくりな一方で、少しづつでも進んでいないとすぐに流されて実力が落ちてしまう、という特質がある科目なのです。したがって、日々少しづつでも英文に触れておくことが肝要になります。
③科学的知見の応用
エビングハウスの忘却曲線をご存じでしょうか。ドイツのエビングハウス氏が提唱した理論なのですが、それに基づけば、人は復習せずにいると1ヵ月後にはほとんど忘れてしまう一方で、24時間以内に復習すれば短時間でほとんど全てを思い出すことが出来、忘却と復習をい繰り返すうちに記憶が定着してゆく、というものです。この研究が示すのは、短いスパンでの復習の有用性です。学習したことを放置していると、その記憶を回復するためにかかる時間はどんどん増えてゆきます。翌日や翌々日を目安に復習を徹底するようにしてください。また、ソースは不明ですが、人間はそれぞれ異なる context で6回以上出会うと、その単語を覚えられる、というデータがあるそうです。したがって、最初のうちに完璧に覚えられなくても落胆せず、しかし様々な英文に触れることを通して、単語や文法事項を覚えてゆけると良いと思います。
④リスニング
毎日やろうエブリデイ。これに尽きます。音源などその辺にいくらでも転がっているので、自分で探して活用しましょう。特に東大受験生へ。リスニングは満点以外お話になりません!リスニングを毎日やらないなんて、東大に受かる気がないとしか思えませんよ!
⑤使えるもの何でも使う
自分は、名前がChatから始まってGPTで終わる最高の友人に、いつも英作文の添削を依頼していました。速いし無料なのでおすすめです。たまに何を言っているのか分からないこともありますが。そういった Technology や学校の先生も含めて、使えるものは全部使いましょう。これは英語に限ったことではありませんが、受験生は受験のアスリートですから、極限までストイックにならなくてはなりません。受かるために必要なことをやらないのは怠慢です!受かる気がないと判断されても文句は言えませんよ。
2024年 8月 1日 夏休み折り返しです!
とうとう8月に突入して、夏休みも折り返しになりました! 私たち担任助手も、大学の期末試験が終わり、ほっとしていたり、しなかったり、、、担任助手の顔色でだいたい試験の出来がわかりますよ!
余談はさておき、皆さんは満足のいく7月を送ることができたでしょうか?できた方も、できなかった方も、心機一転、残りの期間を有意義なものとしてほしいです!
そこで!今回は受験生と低学年のそれぞれで8月にやってほしいことをお伝えします。
受験生
まずは朝登校を徹底しましょう!試験本番は午前の時間から始まります。朝、身支度をして毎日家を出るという習慣をつけておくことは、受験期にきっと役に立つはずです!また、世の中大抵の受験生は午前から夜まで勉強しています。ここで朝を逃してしまうと、大幅な差をつけられてしまいます。朝学習は必須なものと捉えてほしいところです!
またもう一つ、過去問をどんどん進めていきましょう!大学受験における過去問演習は、問題演習の一環と捉えてもいいくらいです。後生大事にとっておいて、試験前に合格最低点と比較する、というような使い方はしません。夏休みのうちからその大学特有の試験形式を把握し、練習し、その先の勉強計画にフィードバックするために使ってほしいです!
その為、私は基本的に最新年度から解くことをオススメしています。試験は毎年出題形式が変わっていくものなので、少しでも新しい年の過去問を解いて、毎日の勉強で必要なことを把握していきましょう!
最後に、細かいところとして、食生活や睡眠、計画的な休息に気を配っていきましょう。
お昼ご飯にあまりにも脂っこいものを食べてしまうと、おなかを下したり、血糖値が急速に上がり、睡眠学習が始まりかねません!また、いくら勉強が大事だからといって、休息をとらないのも問題です。受験は長期戦です。2か月の間、休息も取らずに朝から夜まで勉強できるほど強く人間は作られていません。計画的に休息をとり、効率よく勉強していきましょう!私は、閉館後東進から帰ったあとは、絶対に勉強せず、休息をとると決めていました。
低学年
低学年の皆さんは、まず志望校決めに関わる情報収集をしていきましょう!自分が将来なにをしたいのか考えたり、学部や大学でどこがいいか、などを考えるのに、夏休みは絶好の機会です!高校二年生は秋以降受験勉強が本格化していきます。しっかり腰を据えて志望校に関して考えられるのは、夏休み以外にありません!オープンキャンパスに参加するなど、実際に大学の雰囲気を感じに行くことも有意義でしょう。