世界史の勉強法 | 東進ハイスクール 成城学園前駅校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2022年 10月 5日 世界史の勉強法

皆さんこんにちは!勉強ははかどっているでしょうか?

担任助手1年、歌川喜矢です。

私は最近、留学に必要な資格試験に挑戦中です。

勉強は一生続いていくんだということを、大学生になって改めて実感させられました。

さて、学び続けるということは非常に大切です。

歴史に名を遺した偉人達も、みな学び続けていました。

というわけで、今回はそんな偉人達を学ぶことのできる世界史の勉強方法に関してお話していきたいと思います。

まず、「世界史の勉強で最も必要なものは何ですか?」と聞いた時、多くの人は記憶力と答えるのではないでしょうか。

もちろん、単純な記憶力は勉強において非常に大切です。

しかし、ただ人の名前や年号などを覚えるだけでは、世界史の勉強とは言えないでしょう。

そこで、世界史を学ぶ上で是非大切にしてほしいのが、「流れ」です。

世界史の勉強をしていると、今私たちが生きている社会が形作られるまでに、多くの出来事が起きていたことを知ることになると思います。

その時、その出来事一つ一つに、大小関係なく、必ず因果関係が存在しているということに気が付くのではないでしょうか?

例えば、世界の大きなターニングポイントとして、2度の世界大戦があげられますが、これは植民地問題が主な原因とされています。

それでは、世界大戦の結果、世界の秩序はどうなったでしょうか?

そもそも植民地はどうして必要だったのでしょうか?

このように考えていくと、全ての出来事には原因と結果があり、そしてその結果はまた別の出来事の原因となっていることがわかると思います。

これこそが「流れ」なのです。

そうして世界史の「流れ」を1本の線のように繋げられるようになると、とんでもなく世界史の勉強が面白くなること間違いないでしょう!!

ではここからは、実際に「流れ」を掴むにはどうすれば良いのかを解説していきたいと思います。

最も素早く「流れ」を掴むには、縦の歴史を意識することが大切です。

通常、世界史の教科書や参考書などは、歴史をいくつかの時代区分に区切り、その時代に各地域ごとに何があったのかを描写していく形式をとっている場合が多いです。

この方式であれば、世界の歴史を網羅的に捉えることが可能です。

しかし欠点として、各地域の歴史がゴチャゴチャになってしまい、縦の繋がりが見えにくいということがあげられます。

これに対し、各地域ごとに歴史をまとめておけば、あらゆる事象の因果関係を一望することが可能となり、世界の「流れ」を一気につかむことができるでしょう!!

また年号などの知識に関しては、私が何度も紹介している、数学社出版の『風呂で覚える世界史』が本当にどこでも使えておすすめなので、1分1秒が惜しい方は、是非一度手に取ってみてください!

 

世界史は捉え方一つで大きく理解度が変わる科目です。

これから世界史を学ぶ人も、受験生の方も、歴史の「流れ」を掴み、調子の波にも乗っちゃいましょう!!

 

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