祭中共通テスト本番レベル模試まであと10日!! | 東進ハイスクール 成城学園前駅校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2022年 12月 1日 祭中共通テスト本番レベル模試まであと10日!!

みなさんこんにちは。東進成城学園前駅北口校担任助手4年の釜田と申します。

 

今日は最終共通テスト本番レベル模試まであと10日と迫ったところで、意識すべきことなどについてお話ししたいと思います。

 


①意義
まず、その意義について言えば、最後だということに他ならないでしょう。

その結果は志望校によって評価の仕方が変わると思います。共通テストの点が反映されない大学(多くの私大のような)を受験する人にとっては、基本的に、いつも通りそれぞれの科目の進捗を確認する手段として用いれば良いと思います。

一方で、共通テストの点が重要である国立や一部の私大を受験する人にとっては、まず、いつから共通テスト対策に本腰を入れるか、そして、共通と2次の対策の配分を決めるための指標となることでしょう。

 


 僕の場合、東大志望でしたが、12月のセンター模試で780/900くらいでした。足切りだけを考えれば及第点で、直前の1週間前まで2次だけやっていればよさそうですが、そうしませんでした。

なぜかというと、僕は比較的英語が苦手で、英語の配点が高い早稲田や慶応の一般入試に不安があり、センター利用でどこか押さえておきたいと考えていたためです。

(センター利用が取れると2月の勉強時間が確保できるのもメリットでした。)また、東大も20%はセンター試験/共通テストの点が反映され、圧縮があるにせよ、十分対策するに越したことはないだろうという考えもありました。

このような戦略のもとで、だいたい12月の最終週から本番までセンター:2次=9.5:0.5で勉強しました。

模試で十分得点できていなかった英文法(センターでは出題されていました)、数学、日本史は30年分近く演習したと思います。結果として、共通テストで840/900を取ることができ、早稲田の文学部を抑えることができました。

また、基礎をしっかり固めたことで2次に必要な計算力や知識が定着したのも結果的に東大の本番に活かされ、合格することができました。


私のは一例に過ぎませんが、いずれにせよ直前の受験戦略を策定する上で非常に重要な模試となるので、しっかり受験しましょう。

 


②姿勢
①で述べたように、非常に重要な模試なので、本番と同じように受験してほしいです。それは、コンディションを本番と同様にするということでもありますが、何より「得点の最大化」を狙ってください。まず直前の数日は当日のシミュレーション、基礎知識や時間配分の確認、解けない問題が出た場合の対応確認をすべきです。模試ではありますが、受けているときは最後まで諦めず最後の1分まで戦いましょう。埋められるところは全て勘でも埋めるべきです。

 


③終わったら
「必ず」自己採点をして復習し、担当と面談で今後の方針を確認しましょう。①で書いたような戦略の最終確認を行なって、その上で直前期の集中的な勉強を開始してください。

 


以上となります。この時期はいろいろと不安になるかもしれませんが、虚心坦懐にやれることを積み重ねていきましょう。がんばってください。