慶應法学部の英語 | 東進ハイスクール 成城学園前駅校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2022年 12月 3日 慶應法学部の英語

こんにちは!担任助手4年の飯守です!

かなり寒くなってきましたね…

寒暖差は大敵です!服装などで上手く調節して、体調を整えましょう。

この時期に勉強できない期間ができると、受験生の皆さんにとっては大きな痛手です。十分に気をつけましょう

 

さて、本日は少し細かい話題ですが、私が現在通っている慶應義塾大学法学部の英語入試問題についてお伝えします。特に私が受験した年の問題について、経験と共にお伝えしますので、受験する方の助けになれば幸いです!

 

まず、全体としてはかなり高いレベルの文章読解力・単語力・スピードが求められます。

問題にも若干クセがあるので、まだ解いたことのない人には敬遠されがちです。

しかし、問題の傾向は過去問に表れており、それをしっかりと把握することで、見た目ほど難しくはないと感じるのではないかと思います。

毎年出題されるような形式の問題は確実に得点したいです。

また毎年不思議な形式の問題(昨年の大問1のような単語作成問題)も出ますが、驚かず得点できるポイントをしっかり抑える必要があります。

満点は200点で、平均は例年5割〜6割程度。合格者平均は7割〜8割程度かと思われます。

 

それでは、大門別に簡単なポイントをお伝えします。

2019年度です!

 

 

大問Ⅰ―A 会話文

会話形式の文章を穴埋めする形式の問題です。例年出ているタイプの問題で、語群から選んで回答します。

会話文の知識や前置詞などが問われますが、かなりレベルの高い語彙も含まれています。

ポイント①:わかるところから埋め、消去法で回答すべし!

ポイント②:基本的な会話文の表現や、前置詞の使い方などはマスターしておくべし!

 

大問Ⅰ―B 発音問題

発音問題は出る年もあれば出ない年もあるといった感じです。

同音で綴りが違う単語など、意外と覚えやすい部分もあるので、覚えておきましょう。アクセントも重視して単語を見ておきましょう。

 

大問Ⅱ  語句の意味を答える問題

文章中の難単語の意味を回答する問題です。この形式は繰り返し出されているもので、難単語ばかりが並ぶので警戒しがちですが、慣れれば大丈夫です。過去問を繰り返し解きましょう。

ポイント①:選択肢群を最初に品詞ごとに分け、推測するべし!消去法も使おう。

ポイント②:このレベルの単語を覚える必要はない。文章中・選択肢からヒントを必死に探そう。

 

大問Ⅲ エッセイの下書きを改善するという特殊な問題です。

かなり難易度は高いと思われるので、強くこだわって解く必要はないです。

ただ、基本的な構文の知識のみで解けるものもありますので、解けるところからやりましょう

 

大問Ⅳ 長文問題

例年出される形式の問題です。正直ここが一番解きやすいのではないでしょうか。丁寧に、かつスピーディに解きましょう、時々難しい選択肢や形式の問題も出ますが、ミスは1〜2個に抑えたいところです。

 

以上です!また近年では、数年出されていなかったインタビュー形式の問題が復活したりなど、過去問をやっておく重要性は増すばかりです。

 

 

百聞は一見に如かずなので、まずは一度解いてみましょう!私は20年分ほど解きましたが、次第に傾向が掴めて楽しくなりました!みなさんもどんどん解きましょう!

 

受験まで残り僅かな時期ですが、ここで粘り強くたくさんの問題を解いた人が勝ちます。今までの成績など関係ありません。がむしゃらにたくさん解きましょう!!!!