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2022年 10月 22日 大学で勉強していること②

こんにちは!担任助手4年の飯守です! 10月に入り、だいぶ涼しくなってきましたね。季節の変わり目は体調を崩しやすいので、暖かい服装をしたり、お風呂に入ってリラックスするなど、体調管理には気をつけましょう! さて本日は、私が大学にて学んでいることについてお話しします! 私は現在、慶應義塾大学の法学部法律学科というところに4年生として所属しています。 法学部には法律学科と政治学科の2種類があり、法律学科はその名の通り法律について学びます。法律系の学科というと、法律ばっかりやらされて、厳しいのでは?というイメージを持たれがちですが、案外自由に、多様な科目を学ぶことができます。私がこの4年間でどんな科目を学んできたのか、いくつかに分けてご紹介します。 ①法律系の科目 1年生の時には、基礎的な法律学の知識の導入、また法律の根幹とも言える憲法・民法・刑法などを必修で履修します。私は法律への漠然とした興味関心からこの学部を選んだので、法律の事前知識はほぼ皆無でした。最初はとっつきづらい用語などに悪戦苦闘しましたが、だんだんと法律への「考え方」が養われ、理解するスピードが早まったように感じます。 2年生の時には、民法などのさらに詳しい部分や、民事訴訟法・刑事訴訟法などを学びました。特に刑事訴訟法などはニュースで見たことのあるような事例に当てはめたりすることができるので、かなり楽しく学ぶことができました。「ニュースで出ていた事件の仕組みってこうなってたんだ!」と、今まで知らなかった部分の知識が増えていくのはとても楽しいです! また3年生・4年生になると、かなり細かい法律や、海外の法律学などに触れることができます。法律学は奥がとても深く、一見とっつきづらいように見えますが、全体像が見えてきた時の爽快感はかなり良いものです。 ②一般教養科目 特に1・2年生の期間に、法律学に絞られず多様な科目を学ぶことができます。英語、第2外国語(私はドイツ語でした)に加え、文学、歴史、理科系の科目など、さまざまな授業を取りました。 特に印象に残っている授業は、北朝鮮について学ぶ地域文化論の授業です。北朝鮮研究の第一人者の一人である先生の授業で、いままであまり知ることのなかった国の状況や政治の状況を知ることができました。 ③研究会(専門的科目) 3年生になると、多くの学生はいわゆるゼミ(研究会)に所属し、より専門的な内容を学びます。法律学科の学生は、憲法学や民法学などの法律系の研究室に所属することが多いのですが、私は法律学の細かい作用よりも、社会全体の仕組みなどを学びたいと考えるようになり、政治学科の「地域社会学」を学ぶ研究室に所属することにしました。 地域社会学とは、非常に幅広い社会学の中でも、特に「地域」に着目する学問です。地域といっても、いわゆる田舎などに限らず、都市や農村など、さまざまな単位に着目します。基本的な社会学の理論から、個別の事例を研究したり、社会調査の実習などを行なっています。 私は群馬県のある地域についての研究をおこなっていて、実際に現地に赴いてインタビュー調査を行ったりなどしています。 研究室の仲間と交流したりする時間も非常に楽しく、充実した日々を送ることができています! 長くなりましたが、以上で紹介を終わります。 ぜひみなさんも、「大学に入ったらこんなことを学んでみたい!」というのを想像してみてください!より具体的にイメージできれば、受験勉強のモチベーション向上にもつながるはずです!